※随時更新、変更あり
※長いです
※◎のついてるものは新しく追加したものです(16/3/25追加)


*Eveについて*

当サイトで取り扱っている創作物語は、すべてEve(イヴ)という一つの世界を舞台としています。
Eveの世界観をものすごく簡単に表現するとこうなります↓





*イヴ
物語の始まりと終わりを迎える世界。

*天界
この世界を作っている張本人であるイヴという女の子と、
万物の神々、その身の回りの世話をする天使が住んでいる。

*人間界
人間のほかにも様々な種族が共存している。
人間の住んでいるところには悪魔に襲われないよう、結界が張られている内側と、
結界の外で悪魔におびえながら暮らしている外側がある。
大きな街には魔族が数人住み結界を常に張っている。

*魔界
悪魔が住む暗闇に満ちた世界。
常に濃い魔力に包まれており、
魔界を包む魔力によって天界と人間界は支えられている。
しかし悪魔はここの魔力を使って生まれ、
そうすると世界を支えている魔力が減ってしまうため
浄化して再び魔界へ送り返さなければいけない。

*ガイア
イヴの見た夢が具現化した世界。
いくつもの世界があり、それぞれにそれぞれの歴史がある。


* Eveに住む人々 *

【イヴ】
Eveの世界を作っている張本人である女の子。
自分の見た夢を具現化するという不思議な力を持っている。
現在も天界にある自分の部屋で様々な夢を見るため眠り続けている。
イヴが初めてみた夢は新しい世界としてガイアに生まれ、
イヴが世界が終わる夢を見たときその世界は終わりを迎える。

【神様と天使】
天界には様々なものを司る神が存在する。
それぞれの神には部下となる天使が数人ついている。
天界の中で一番偉いのは、イヴの世話係である天使のミカエルさん。

【死神】
天界と人間界を唯一行き来することができる。
人間界で死んだ人の魂を回収し、天使にわたす。
そこから神、ミカエル、イヴと伝わっていき、転生したりしなかったり。
天界から出された悪魔の討伐の仕事も、死神が魔族へ伝える。

【人間】
そのまま。ヒューマン。
大きな都市や王国に暮らしている人は、魔族が張った結界によって悪魔から守られているため、
悪魔は伝承上の存在でしかないと思っている人が多い。
都市から離れたところにある小さな集落などに住んでいる人は、
魔族の張った結界の外に住んでいるため、常に悪魔の影におびえながら暮らしている。
イヴの世界ではあらゆる生命活動に必要不可欠なものとして魔力が挙げられるので、
魔法は使えなくても少なからず人間も魔力は持っている。

【魔法使い】
魔法使いは、生まれつき少量の魔力を持っている人間。
使える魔法はごく小さなもので、魔族よりも扱える魔法は少ない。
小さな魔法を使って占いをするもの、薬草を煎じて薬を売るものなど、
おとぎ話に出てくるような魔法使いしかいない。

【精霊】
精霊はそれぞれ自然を司り、森、水、火、土、空の5種類の精霊が存在する。
それぞれの精霊がいなければ、バランスが保たれなくなるためとても大切。
それぞれ司るものを守りながらそれぞれの集落で生活をしている。
基本的に集落は人里から離れたところにあるが、水の精霊、空の精霊は人間の近くに住んでいる。

◎【エルフ】
人間と精霊の混血。
人間と精霊を繋ぐ存在であり、だいたいは精霊の集落で精霊と一緒に暮らしている。
精霊の集落では規則が厳しかったりとなかなか自由な環境ではないので、
中には集落を出て暮らすものもいる。
人間や魔法使いの国で暮らすエルフもいたが、見た目の違いからあまり馴染めず、
エルフのみが住まう国を作り現在は精霊の集落以外ではほとんどのエルフはそこに住んでいる。
とがった耳と整った容姿が特徴。
魔力が高く、中でも癒しの魔法が得意。 不老不死ではあるが、寿命がないというだけで外傷などで死ぬことはある。

【鬼族】
古来からイヴの世界に存在する種族。
独自の文化を持っており、あまり他の種族と関わろうとしない。
そのため、いつからどのように繁栄していたのか、詳しいことはわかっていない。
ただし、古くから共存しているセッカの国の人々とは溶け込んでおり、交流も多い。
頭に角を持ち、背が高い。力が強く、魔法ではなく妖を操る妖術を使うことができる。


【悪魔】
人々の生活を脅かすもの。
黒いモヤのようにしか形を成せない下級の悪魔から、
人型など自分の好きな形に自らを変形できる中、上級の悪魔まで種類は様々。
ただし、人型をしているとはいえ、真の姿はとても悍ましいもの。
中級クラス~の悪魔は自ら次元を歪めて自分だけの空間を作り出し、
その中へ人間を迷い込ませ最終的には食べてしまう。
人間に憑りついて悪さをすることも。
悪魔の特徴は、赤い瞳に猫のような細い瞳孔、
尖った耳と真黒な羽。羽は隠すことも可能。
また、悪魔の中には戦うことを嫌うものもごく稀にいる。

◎【魔物】
悪魔が魔界から生まれる際にできた魔力のカス。
人間界に大量に生息しているが、悪魔に比べて魔力も少なく、鍛えていれば人間でも倒せる。
魔物から取れる皮膚や牙などを加工して武器や防具、薬も作れるため、
今やイヴの世界ではなくてはならない存在ともいえる。

◎【吸血鬼】
イヴの世界において、魔力を高めるのに最も効果的な方法が魔力を持つものを
自分の体内に取り込む(食べる)ことであり、より強力な力を求め、
人間の血を飲んだり肉を食べたりするようになった種族。
元々はセッカの国の鬼族から始まったとされており、吸血"鬼"とつけられている。
人間の血を体内に多量に含んでいるためか、角もなく見た目はほぼ人間。
血を吸ったり、肉を噛み切ったりするため犬歯が鋭くとがっているのが特徴。
肌は青白く、日光には弱い。イヴの世界の吸血鬼は十字架やニンニクは効かないよう。

◎【魔神】
魔界に存在する様々なものを支配する神。
実体はなく、人間と契約することでその力を使うことができる。
契約に必要なものはその人間の心臓であり、代償として魔神の持つ強大な魔力を扱うことができる。
魔神の魔力を解放すると目の色が悪魔のような赤い色に変わる。
魔神と契約した人間はゲニウスと呼ばれる。
それぞれ魔神が支配しているものによって扱える能力が異なる。
破壊を支配するエイレヌスはあらゆる物質を破壊する能力を持ち、
意思を支配するタブリスは相手の思考を操る能力を持つなど。
ただしその力には限りがあるため、使いすぎると魔神に支配され、肉体も魂も失ってしまう。
現在はパンドラという組織が秘密裏に管理している。


【魔族】
悪魔から人間たちを守るために存在しているもの。
普通の人間に強い魔力を与えることで、身体能力が上がり魔法が使えるようになる。
ただ、普通の人間よりも強い力を得る代償として、永遠に年を取らなくなる。
魔族を殺すことができるのは悪魔のみで、自ら死ぬことや悪魔以外に殺されることはない。
魔族から人間に戻れるのは一回だけで、魔族から一度人間に戻ったら、 もう二度と魔族になることはできない。
年齢はだいたい10代後半~20代前半くらい。
生きることを見失った人や、強い憎しみや悲しみなど負の感情を持って死んでしまった人などが魔族になる。
また、人間が悪魔から致命的な傷を負った場合、体に強い魔力が残って放っておくとそのまま悪魔になってしまうため、
体を巡る魔力の方向を変えることによって魔族になることもできる。
悪魔の体内の魔力の巡りが右回りだとしたら、魔族は左回りという感じ。
つまり根本的に魔族は悪魔と同じと考えることもできるため、人間の中では魔族を嫌っている人も多い。

【罪子〈ツミゴ〉】
人間と魔族の混血。
魔族の血が入ると、人間とは違う力を持った子供が生まれるため
魔族は子供を作ることを禁止されている。
この規則を破った魔族から生まれてしまった罪子は、
個人差はあるものの、年齢がだいたい20歳前後で止まる。
そうなると有無を言わずEdenで働くことになる。
魔族は人間に戻れるが、罪子は人間になれない。
罪子の特徴は、血のように赤い瞳を持っていること。


* Eveの国々 *

Eveには大きな国や都市がいくつか存在します。
大きく二つに分けると、人間が治める国と魔法使いの治める国があります。
ここに記された王国は結界によって悪魔から守られている。


【人間の治める四大国】

*レガリアス
Eveの世界で最も大きく、最も栄えている王国。
広すぎるあまり、4人の王によって治められている。

*ラスパンダル
工業が非常に発達した王国。
様々な機械を生み出し世界中へ発信している。
昔は蒸気機関の工業が盛んであり、その名残で今でも
ゼンマイ時計や歯車など、スチームパンクな町並みが広がっている。
その見た目から観光地としても人気だが、工業地帯なため空気は悪い。

*シルベリア
産業、工業、商業全てが盛んで、一番暮らしやすいと言われる王国。
人口もレガリアスに次いで2番目に多い。
すぐ近くに水の妖精の集落があるため、水が豊富でとても綺麗。
水の王国とも呼ばれる。

*セッカ
鬼族と共存している王国。
四大国として数えられるほど栄えているが、
独自の文化を大切にしているため、他の3つの王国に比べるとあまり発展はしていない。
建造物は木造で瓦葺を使っていたりなど、街並みは和風。
人々も洋服よりも和服を着ている人が多い。和洋折衷させたファッションが最近流行りだしたとか。
鬼族と人間の混血が多いためか、この国の人は男女ともに身長が高い傾向がみられる。


【魔法使いの治める四大国】
魔法使いは魔族に対して嫌いという意識は薄く、むしろ守ってもらっているためありがたいと思う人が多い。
逆に人間は何もしないで魔族に任せきりにしていると嫌っている人が多い。
そのため、魔法使いの国と人間の国ではほぼ交流がない。

*グランスラード
魔法使いが治める中で一番大きな王国。
多くの魔法使いが住んでおり、魔法薬や魔術書など、魔法にかかわるものはすべて揃う。
街の中心に巨大な国立図書館があり、魔法に関する本だけでなく、すべての万物の本があると言われている。

*アストラリア
魔法使いの国の中で唯一、人間の国と盛んに貿易を行っている。
魔法使いと人間が一緒に住んでいるが、特に争いなどが起こるわけでなく至って平和。

*スピカトール
一日中星が消えない、夜しか訪れない不思議な王国。
太陽にあたることがほぼないため、この国に住んでいる人々は全体的に色素が薄い。
空の妖精と共存しており、常に空気が澄んでいるためいつでも美しい星空を見ることができる。

*ミュンヘイ
芸術が盛んな王国。
音楽、絵画などあらゆる芸術面において世界で一番優れている。
アストラリアほどではないが人間の国とも少しだけ交流を持っている。
住んでいるのはほとんど魔法使い。


【その他の国、地名】

◎*エルドラド
エルフたちが住まう王国。
森と湖に囲まれており世界一美しいとされる国。
国の付近は常に濃い霧に包まれており、他の国とのあまり交流は盛んではない。
人間と魔法使い、どちらの立場につくこともなく常に中立の存在。

◎*時忘れの森
イヴの世界のどこかにあると言われている森。
その森はまるで時間という概念がなく、日が昇ったと思った次の瞬間には星空に包まれ、
かと思えば夕暮れ時のオレンジ色の空になる。
花の種を植えればすぐに花が咲き、枯れたと思えば双葉が出る。
一度入ったら二度と同じ時間には戻ってこられないそうだ。

◎*ブリガドーン
かつてイヴの世界に存在していたとされる幻の王国。
古い文献では、人間でも魔法使いでもない、神に等しい力を持つ一族が住んでいたと記されている。
また、その王国は普段は魔法により姿を消しており、一年に一度だけ時忘れの森に現れるとも記されているが、
その森がどこにあるのか、いつどんな姿で現れるのかは定かではなく、伝説上の王国となっている。


【組織】
イヴの世界にはいくつかの大きな組織がある。
だいたいは同じ種族が集まって構成されている(例外あり)。

◎*エデン
イヴの世界にいる悪魔は人間に危害を加えたりする。
それを阻止し、人間を守るために存在しているのが魔族。
悪魔の討伐や魔族の管理を担っている組織。
アストラリア、ラスパンダル、グランスラードにそれぞれ大きな学校があり、
魔族たちはここの監視下で生活している。
魔族によって消滅させられた悪魔は結晶化し、
その結晶をエデンにある浄化層にて浄化することで魔界の魔力へと戻すことができる。
エデンの仕事は学校ごとに分かれており、アストラリアのアストラ学園では悪魔を討伐し、魔力の浄化すること、
ラスパンダルのオルディア学園は悪魔が生まれたことによって出来た次元の歪みの修復と悪魔の管理、
グランスラードのフェリーチェル魔法学校では悪魔に憑りつかれた人間から悪魔を祓ったり、憑りつかれた後の人のケアをする。
オルディアとフェリーチェルもアストラほどではないが悪魔の討伐と浄化も行っている。

◎*パンドラ
世界は力で支配されるべきであると主張している組織。
そのため、より強大な力を求めどんな残虐なことも容易く行う。
悪魔の力を使役することもあり、それを止めるためにエデンとは対立している。
パンドラの中には元はエデンに所属していながら、自らの力の在り方に疑問を抱きパンドラに入る魔族もいる。
パンドラ独自のやり方で、エデンの魔族とは異なる方法で魔族を生み出しており、
こちらの魔族はエデンよりも強大な魔力を持っているが、
急激に体内に多量の魔力が流れるため肉体が耐えきれずに寿命がある(エデンの魔族は不老)。
寿命があること、強大な魔力を持つこと以外はエデンの魔族と同じ。

◎*黒の協会
悪魔を支持している組織。
属しているのは人間や魔法使いなど。
パンドラと違い力を欲しているわけではないのでほとんど非道なことは行わないが、
悪魔を正当化するためならどんな手でも使う。
こちらもエデンからは危険視されている。
パンドラと繋がりがあるという噂が絶えない。


以上がEveの世界のまとめ。
この世界を舞台に物語が繰り広げられています。
細かく書いてありますが、こういう世界があるのね程度で物語にはそんなに深く関わってないです。


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